【努力の方向性】
がんばれば、その努力は必ず報われる!
このことは、絶対的に正しい
けど、その「成功」には必ず必要な条件がある。
それは、努力する「方向」である
例えば、電車で東京から京都に旅行に行くとする。
このとき、間違えて反対側のホームの電車に乗ってしまったら
京都に近づくどころか、どんどん遠ざかってしまう。
要するに、スタート位置からは確かに移動しているけれど、
目的地=成功はそっちじゃない! ということである。
だから、努力するのであれば、
その努力の「方向性」が極めて重要である。
【京都旅行に例えると】
では、さすがに正反対の努力をすることはないとしても、
理想的な最短ルートの努力を見極めることは困難である。
というか、初心者や経験が浅い者ほど、
何もわからず手探りの状態であるため、
何をどう勉強したらいいのかがわからない。
なので、勉強のやり方を自分で調べてやってみても、
その方法が自分に合っているのかもわからず、また別の方法を試す。
そして、時間をかけて色々な方法を試してみて、
少しずつ軌道修正をしながら目的地に向かっていく。
これは、電車で例えるのであれば、
青春18切符で、電車を乗り換え、ちょっとずつ自分のチカラで進んでいくのと同じである。
もちろん、自分のチカラで目的地までたどり着くことは素晴らしい!
きっとその努力の過程は、何モノにも代えられない経験となるだろう!
しかし、時間と手間はめちゃくちゃ掛かる。
なので、そんな時間と手間を省きたいのであれば、
それは当然、課金して新幹線に乗るしかない。
新幹線に乗れば、何度も電車を乗り換える必要がなく、
次の電車を待つ時間や、乗り換えミスをする可能性もゼロ。
そして、乗車時間に睡眠を取ることによって
京都についてから、最善の状態で旅行を満喫することができる。
したがって、京都旅行の目的が、
「自分のチカラで電車を乗り換えて目的地に到着すること」であれば、
青春18切符で時間と手間をかけて移動することが成功と言えるし、
「京都に到着してから、観光を楽しみたい」のであれば、
短時間で楽して移動し、万全の状態で観光地を巡ることが正解とも言える。
【資格取得に例えると】
では、資格取得に例えるとどうだろうか?
資格取得の目的地は、試験の合格である。
まぁ、人によっては
「試験は受けないけれど、知識を付けるための教材として資格の勉強をする」
という人もいるだろう。
しかし、勉強するのであれば
「試験の合格」を目指して勉強するのと、
「なんとなく勉強する」のでは、勉強の身の入り方が違うので、
時間を消費して勉強するのであれば、合格を目指して勉強したほうがいいだろう。
では、この勉強のやり方だが、
「試験に必要なことだけ」を勉強するのと、
「試験には必要ないけれど、覚えておいたほうがよいこと」も勉強するのは、
どちらのほうが、効率が良い努力だろうか?
答えは当然、「試験に合格」したいのであれば、
余計なことが書いてあったり、
読んだところで解き方がわからない参考書などで非効率な勉強をするのではなく、
試験の合格に必要なことだけを効率良く勉強したほうがいい。
これは、先ほどの「京都旅行」で言うと
京都に到着してから旅行を楽しみたいパターンだ。
(99%の人は「京都への移動の過程」が目的ではなく、
京都に到着後、観光地を巡ったり、おいしいものを食べたりすることが目的である。)
【45度ずれたら141倍】
それでは、ここからが今回の本題であるが、
努力の方向性が、少しでもズレてしまうと
がんばるのがとても大変になる。
例えば、今の100倍の努力をしないと資格試験に合格できないのに
努力の方向が45度ズレてしまうと、最短ルートの√2倍の努力が必要になるので
141倍の努力が必要になってくる
ここでまず、時間には限りがある。
そこで、目的地に到達するために、限られた人生のうち
苦労してかき集めた時間で100倍の努力をしようとしたところ
努力の方向性がズレてしまったがために141倍の時間が必要になった。
このとき、+41倍の時間を追加で集めることは不可能である。
例えば、朝7時に仕事に出かけて、夜7時に帰宅したとする。
そして、睡眠時間を6時間としたら、平日の残りは6時間である。
では、この6時間で100の努力をする必要があるところ、
努力の方向性がズレてしまっていて、141の努力をする必要がある。
じゃあ、足りない41の努力をどこで補うか?というと、
睡眠時間を削って健康面を損なうか、
自分の趣味の時間を削るか、
家族の反感を増やし、家庭を顧みないことで時間を確保するしかない。
しかし、これは人生の不幸である。
そしてこれは、人生の大切なものを失っている。
これは、先ほどの例で言うと、
新幹線を使わないで京都に行くことで、
「京都での滞在時間を短くしている」のと同じである。
せっかくの京都旅行、
行くのであれば「なるべく京都での滞在時間を長くしたほうが良い」に決まっている。
【最短ルートを見極める方法】
では、結論に入るが、
最短ルートを見極めることができるのは、その道を究めたプロだけである。
それは「初心者だった頃の自分」と
「目的地にたどり着いた自分」を一直線に結ぶことができるからである。
これが、初心者だと
「目的地にたどり着いた自分」は存在しないので、
スタートとゴールを結ぶ、一直線を引きようがない。
なので、最短でゴールに到着したいのであれば
「この人だったら信頼できる」という人を見つけて、教えを請うたほうが断然良い。
私も、ありとあらゆる挑戦と失敗と無駄足を経験してきたが、
『経験者に学ぶ』
これが、自分が成長するための最短ルートである。
これは「できる人」から学び続け、今の私の基礎を作り上げることができた実体験である。
なので、自分のチカラでできない人ほど、できる人に教えてもらい
楽して「目的地」に辿り着いたほうが良い。
そして、節約できた時間は、自分が好きな楽しいことに使って
自分の人生を楽しく、有意義なものにするべきだと常々思う。
お金で時間は買えないが、
お金で無駄な時間を減らすことはできる。
そして、失った時間は取り返せない
ということで本日のブログはここまで
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